2022年7月23日(土)にかでる2・7の会場とオンラインで5名の参加で第58回札幌シルバーバーチ読書会が開催されました。今回は、最初にスピリチュアリズム普及会のインフォメーションNo43「イエスの地上再臨と、スピリチュアリズム運動と『シルバーバーチの霊訓』」の前半部分を拝読し、2021年4月のイエスの地上再臨の実現によって始まった霊的新時代の意味と1848年からの霊的新時代の準備期に始められたスピリチュアリズム運動とは如何なるものであったのかについて認識を合わせました。その後で約40分ほどスピリチュアリズム普及会が2022年4月に発売された『スピリチュアリズムの思想体系[Ⅱ]……①神観』についてのDVDの後半の(3)シルバーバーチによって示された真実の神観―“5つの神の定義”の①創造主としての神、②大霊としての神、③愛の始原としての神(愛なる神)について視聴しました。視聴した後、内容について深めるために東京スピリチュアリズムサークルで6月に行われた内容について学ぶ機会を持ち、最後に各自に感想を述べていただきました。イエスのメッセージも一部引用し、読書会を通して最新の霊的真理を学ぶ機会となりました。
【参加者の感想】
〇人間はこれまで間違った神観で信仰をしてまいりました。しかし、今、神観をこのように5つにまとめて表すことが出来るようになりました。これはイエスの地上再臨によって可能となったことであり、画期的な事であります。真理はどれも大切ですが神観はそのなかでも根幹をなすところです。正しい神観があって初めてすべてが明白となり、摂理に叶った生活が可能となり、人生の目的である霊的成長をなすことが出来ます。日常生活では肉体を持っているが故に、常に霊的意識の内に居ることが出来ません。ですが、出来るかぎり静かに一人の時間を作り、神と霊界に想いを馳せてまいります。私には幸いにもそうした一人の時間が存分に与えられていますことを感謝しております。これからも祈り、そして同志と共に在り、切磋琢磨して地上人生の目的成就に向かってゆこうと思います。
(70代女性)
○このたびのイエス再臨について、雑感を申し上げます。再臨の目的は「『シルバーバーチの霊訓』を日本のみならず世界に広めるため」、とあります。「今の地上人に届けるに相応しい内容」を広めるためであると考えれば、「皆さんがさらに進化」していない理由で「より高い知識と叡智を届けてくれる」ことはない、と考えられます。この点について、私は自省の念とともに、少なからず失望しております。「皆さんがさらに進化」とは、個人的進化をいうのか人類的進化を意味するのかは不明ですが、「それは受け入れる必要はありません」とあるように自由意志として拒絶を容認されているからには、人類的進化は不可能に思えます。このたび再臨したイエスが、この不可能にも思えるミッションに如何に取り組み、如何に達成するのか注視してゆきたいと思います。また、私も人類進化の一助となれるよう、更なる精進に励みたいと思います。願わくば、神の御加護と導きがありますように願っています。
(50代男性)
〇今日はイエスが伝えたかった神観について学びました。今地球上では、たくさんの宗教があります。私もいくつかの宗教を覗き見てきた経験がありますが、その殆どが人間の恐れ、不安を煽るものが多いように思います。(これをしたら悪いことがおこる、神に罰せられるなど)イエスの伝えた神観のひとつとして愛を始原とした愛なる神という内容を聞いてとても納得がいきました。 (50代女性)
〇本日はスピリチュアリズムによって人類史上始めて明らかにされた真実の神観の中で、①創造主としての神、②大霊としての神、③愛の始原としての神(愛なる神)について学びました。イエスの再臨によって、これまでの神観がより深められました。神の働きかけによる段階的創造(進化的創造論)や神は霊界、宇宙のすべての生命体、存在物を“愛”から創造したということ、被造世界には“神の愛”が充満していることなど、理性的だけでなく実際の感覚としても理解が深められました。霊界の人々が当たり前のこととして共通の神観を有して、日々歩まれているように私達肉体を持って生きている地上人が正しい神観を持って霊界人と同じ様に日々歩むようになることによって始めて、神を共通の親とする霊的同胞世界が実現します。イエスの地上再臨が実現した今こそ、『シルバーバーチの霊訓』を通して与えられた神観、霊的真理の内容を一層深めて日々力強く歩んで行きたいと思います。
(60代男性)
〇真実の神、正しい神観について学びました。2000年前にイエスが伝えたかったこと、神とは如何なる存在か、そして生命の成り立ちから、私達人間とは如何なる存在なのかという壮大にして感動的なことを正しく学びました。再臨されたイエスを2000年前と同じように霊的な意味で死なせてしまってはいけないという責任を感じています。
(50代女性)