10 月18日(日)に6名の皆様の参加で第36回札幌シルバーバーチ読書会が会場のかでる2・7の5名とオンラインの1名の方を結んで開催されました。スピリチュアリズム普及会の「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」(後半)-(3)霊的真理を地上に降ろすまでのプロセス(4)霊的真理から救いに至る自力救済のプロセス(5)学習のまとめ-スピリチュアリズム普及会のYouTubeの「スピリチュアリズム普及会公式チャンネル」で公開されている内容(https://www.youtube.com/watch?v=eyIK0Vm53wY)の動画を会場とオンラインで同時に視聴し、その内容について簡単なまとめの講義を行い、感想を述べ合いました。(3)の霊的真理を地上におろすまでのプロセスでは、以下の内容が説明されました。地上の悲劇の根本原因が人類の霊的無知にあり、物質中心主義と利己主義が地上を支配するようになり、人類は悲劇の中で苦しみ続けてきたとされます。そうした惨状を見た霊界の高級霊達が人類を霊的無知から開放するために霊的真理を地上に降ろすことを決意し、始まったのがスピリチュアリズム運動でした。霊的真理を地上に降ろすためには、霊界側の綿密な計画と準備、そして決して諦めることのない根気強い働きかけがありました。段階を踏んで、1)心霊現象の演出、2)霊魂説の証明を行う、3)霊界通信を送る、4)霊的真理・霊的知識を降ろす、5)霊的無知の克服、魂の新生というプロセスを経て霊的真理が地上に降ろされたことを説明されました。
(4)霊的真理から救いに至る自力救済のプロセスでは、霊的真理を降ろすまでは霊界側の責任ですが、その後は霊的真理を受け取った地上人の責任であると説きます。霊的真理を受け取った地上人は霊的覚醒、魂の新生を通して霊的知に至り、霊中心主義、利他主義の道を歩むようになると説明されました。地上人は霊的真理を受け入れ、正しく理解し、実践しなければ霊的救いに至ることはできません。霊的真理に忠実な生き方、正しい信仰実践を通して霊的成長を得られ、それがスピリチュアリズムによって得られる真の救いとなります。真理の上に実践を積み上げる生き方が真理を受け入れた者の責任であると説明されました。
(5)学習のまとめでは全体を総括されました。全体を通して、スピリチュアリズムとは如何なるものか、そして霊的真理を受け入れたスピリチュアリストはどのように生きるべきかが明確に説かれました。
【参加者の感想】
○霊的真理を降ろすに当たって、霊界側の用意周到さに驚くとともに、物事の進め方はかくあるべきと思った。正しい理解の上で、信仰実践することが霊性の進化に繋がるのですが、私はまだ体系的な理解までに至っていないが実践はしていきたいと思います。
(60代男性)
○霊界の高級霊が人類の悲惨な状況を救うため霊的真理を地上にもたらしてくれたこと、その真理を受け入れ、正しく理解し、正しく実践することの大切さを学びました。イエスを中心とする高級霊の方々の人類に対する深い愛に報いるため自身に何ができるのか、スピリチュアリストとしての生き方を通して、人々に霊的真理を伝えていく責任を果たしていけたらと願っています。「シルバーバーチの霊訓」に出会えたことに改めて感謝の思いです。
(70代女性)
○講義の中の「スピリチュアリストの覚悟と信仰実践の道」より、日々の生活の中で霊界の人々とともに人類の救済という大事業を成す使命が・・・とありますが、私はあまり自覚がありません。どうしたらその境地に到れるのか、まだ良くわからないところです。ただ、スピリチュアリズムに接することが出来た幸運に感謝してします。こうした真理に出会わせていただいた高級霊や大霊には感謝しかありません。
(50代男性)
○これまで何度も聞いてきた言葉ですが、「スピリチュアリストを自認する人でもほんの僅かしか、真理の正しい理解をし、実践している人は少ない」という言葉を聞くたびに己を振り返り身の縮む思いです。真理の正しい理解は到達した霊性のレベルでしか出来ないので、体系的な理解は難しいと感じます。重要ポイントと全体を関連づけてできること、何を実践すべきかを把握することは、本当に困難と感じます。不足なことは多々ありますので、あきらめず、常に学び続けること、祈り求めることに尽きると思います。
(70代女性)
○霊的真理が霊界からおろされるまでの霊界側のご苦労をあらためて学びました。これをふまえて真理に導かれた私達はスピリチュアリストとして日々の生活のなかで実践してゆくことが責任であり、しっかりとした覚悟が必要なのだておもいました。本日もスカイプで参加させて頂きました。お忙しい中、毎回細かな調節や御配慮を頂きながら読書会に参加させて頂ける事に心から感謝いたします。ありがとうございました。
(50代女性)
○信仰実践とは、日々の歩みの中で自分という器を用いて大いなる力(高級霊や大霊)に導かれながら、その授与体となって多くの人々に奉仕の道を歩むことだと感じています。ゆくべき道は時に険しく、平坦な道ではありませんが、先駆けて霊的真理に出会い、魂の覚醒を通して信仰実践によって救いの道に至ることを確信しながら、日々歩んで行きたいと思います。また毎月の読書会でお会いする皆様とのこの瞬間の出会いも、偶然ではなく、全てが導かれていると感じます。本日の学びをこれからの歩みに生かして参ります。
(60代男性)