1月19日(日)4名の皆様の参加で第28回札幌シルバーバーチ読書会が開催されました。先回に続いてスピリチュアリズム普及会から送っていただいた「スピリチュアリズムの思想体系1④死の直後の様子」の内容を参加者全員で視聴しました。
(1)「死と死の眠りからの目覚め」と(2)「大半の地上人の死の直後の様子」では、大半の地上人(霊的無知な一般人)は、死の自覚が出来ずに混乱状態に陥りますが、調整期間(休憩所での眠り)を経て、死の自覚が芽生え始めます。その後生前親しかった他界者の出迎えを受けて、その後再び調整期間を経て幽界へ赴くというプロセスを辿ります。深い眠りに落ちた後、シルバーコードが完全に切れて霊体と肉体が分離すると、やがて本人は麻酔から醒めるように目を覚まします。目覚めるまでの時間は、人によって異なるということを学びました。
(3)「唯物論者や間違った宗教の狂信者の死の直後の様子」では、彼らは死を頑なに否定するため死の自覚ができずに、地上生活を継続しようとして中には地縛霊同士が集まって悪事を働くということもあるといいます。その後人によって異なりますが、長い期間をかけて心の痛み・苦しみと反省することができると調整期間(長い眠り)を経て、ようやく死の自覚(霊的覚醒)ができて幽界に行くことが可能になります。
(4)「生前から霊的知識を持っている人(スピリチュアリスト)の死の直後の様子」では、すぐに死に気が付き(死の自覚)、他界者との再会の後、すぐに幽界に入ります。調整期間があっても短くて済みます。
(5)「死の自覚と霊的知識を知ることの重要性」では、霊的真理を知っているかどうかが、「死の自覚」に決定的な影響をもたらすことが語られました。霊的真理を知っている人は、自分の死をすぐに自覚して次のプロセスに進んでいきますが、霊的真理を知らない人は、死を自覚するまでに遠回りをしなければならないということになります。また、間違った宗教の教えに洗脳され、それが魂にまで染み付いた人は死の事実が受け入れられず、狂信の中で地縛霊となって地上と同じ生活を続けることになります。死後についての霊的知識は、地上人が持つべき最も重要な知識であり、霊的知識のない人は、突然見知らぬ海外に出されたのと同じ状態になってしまいます。
参加者の中に最近身近な親族が亡くなった方、終活について考えている方もあられ、身近な問題として死の問題を感じる方が多いと感じました。
参加者の皆様の感想
◯初めて参加しました。終活とは死とは何かということを知らずに行っても、現世の心配は除けますが、死後の世界に行くための準備にはならないと分かりました。日々祈りの大切さを実感しています。
◯死後の世界については浅く勉強していたので大変勉強になりました。勉強しながら、自分を変えていくきっかけにしたいと思います。また現実の生活に役立てて行きたいと思います。
◯昨年は家族の死に直面し、死について深く考えさせられる日々でした。死は悲しむべきものではなく、喜びであり、自由でより豊かな世界への新たな旅立ちであると確信する時、未来への希望と現世を生き抜く力が湧いてきます。この世は魂を磨くための修行の場であることを思い、大霊の摂理に沿った生き方に導かれるように祈りたいと思います。
◯自分が死んだということを自覚するためには、生前に「死とは何か」について正しい霊的知識を知っておくことが必須であり、最も重要な知識であると再認識しました。神の摂理に沿った人生を全うして、死後の世界に赴くことができれば、スムーズに幽界に入って、程なくして霊界という光輝く世界に入っていくことができると信じて、日々の実践を重ねていきたいと思います。