第2回は読書会は、会場の変更というハプニングはありましたが、5名の参加者によって行われました。今回は、シルバーバーチの教え(新版上巻)の序文と1章を輪読致しました。初めて参加された方もおられ、これまで参加されていたメンバーへの質問もあり、内容的には濃いものとなりました。
参加メンバー(これまで代表をされてきた川端様)から1章の以下の部分が印象的であったという感想がありました。「私はその使命をお引き受けしたときにこう言いましたーこれまでの長い霊界生活における多種多様な体験を携えて地上圏へ戻り、慈しみの心で人間に接してみます。まず、何よりも理性に訴えたい。いうなれば大人の魂、つまり高い霊性と教養を身につけた人物に訴えてみたい。霊界からのメッセージをできるだけ単純明快な形で説き明かすべく努力します。」とシルバーバーチが語る場面です。川端様は、ご自身が札幌シルバーバーチの会の旧ホームページの中で「それは「死」「霊魂」「死後の人生」、こうした、これまでの宗教や哲学によっても明確に知ることの出来なかったテーマを、現代人の知性が得心出来るように示そうとする運動です。」と述べられていますが、正に読書会を今後開催していく上でも、参加者自らの理性で得心できる形で、霊的真理を探究していくべきであることを再確認させられた言葉でした。
霊の実在については、参加者全員確信をもっていたのですが、霊的真理を正しく理解し、実践していくためには、こうした読書会で互いに切磋琢磨していくことが重要であると感じました。(藤原)