札幌シルバーバーチの会

直近の読書会の報告

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 札幌シルバーバーチの会では、毎月開催されている読書会を「読書会の報告」としてアーカイブ化しておりますが、直近の読書会の報告を掲載するページを作成しました。是非参考にしていただければ幸いです。

第41回札幌シルバー・バーチ読書会の報告

  2月27日(土)に7名の皆様の参加で第41回札幌シルバーバーチ読書会が会場のかでる2・7の6名とオンラインの1名の方を結んで開催されました。最初に世話人がスピリチュアリズムの思想 [Ⅲ] “霊的人生論”第2章「霊的人生を送るための実践項目」〈1〉霊優位の努力(1)-(3)について講義を行い、その間に参加者がそれぞれ感想を述べ最後に感想文を記入して終了しました。
 スピリチュアリズムの思想Ⅲの第2章「霊的人生を送るための実践項目」〈1〉」はスピリチュアリズム普及会のHPの下記に掲載されています。
〈http://www5a.biglobe.ne.jp/~spk/about_sp/sp-thought3/sp-thought3-2/index.htm〉

(1)霊優位(霊主肉従)と肉優位(肉主霊従)についてでは、霊肉関係についての従来の代表的な見解について紹介し、古代ギリシアのソクラテスやプラトンの見解にはスピリチュアリズムと共通している部分があると述べられています。また。霊肉関係についてのスピリチュアリズムの見解では、シルバーバーチの言葉を引用して「獣性(肉体本能)を抑制して、霊性を多く発揮することによって霊的成長がなされるようになる」と述べています。人間には動物にはない自由意志が与えられていて際限なく肉体本能から欲望を追求できるようになっているので、内面の獣性を抑制して霊性を発揮するあり方(霊主肉従)を心がけなければないないとします。また人間には顕在意識と潜在意識があるが、顕在意識中の霊的意識の支配力が肉体本能意識よりも大きい状態が「霊優位(霊主肉従)」であり、反対に顕在意識中の霊的意識が肉体本能的意識に支配されてしまっているような状態が「肉優位(肉主霊従)」であるとしています。また肉主霊従とは心のエネルギーの枯渇状態であり、刹那的な快楽を求める心の状態をいうとしています。
(2)宗教における修行の本来の目的は、「霊優位の状態をつくって霊魂を肉体から解放し、霊的成長を促すこと」にあるとしています。そして霊優位の努力は地上人類全てに不可欠な実践内容であるとスピリチュアリズムは明かしました。霊優位を確立するために手段(修行方法)として宗教では、断食行や荒行などで肉体の力を弱めようとしたり、戒律によって肉体本能の放縦を阻止しようとしてきたとします。一方スピリチュアリズムでは、霊的エネルギーを取り入れて霊の力を引き上げ霊の優位性を確保するため真理の学習や祈り・礼拝を勧めています。スピリチュアリズムでは肉体を悪の根源として否定する見解は取らず、肉体にも霊と等しい価値を積極的に認める一方で、その力関係を重視しているとします。
(3)スピリチュアリズム人生の第一歩は、霊優位のための闘いであり。実践の第一歩であるとします。地上人は利他的な方向を志向する霊(霊的意識)と利己的方向性を志向する肉体本能という正反対の方向性を志向する2つの意識の中で葛藤を覚えますが、霊優位の状態を保つことによってはじめて霊的成長の道を歩むことができるとしています。極めて困難な霊主肉従の闘いは、実は神が人間に与えた霊的成長のプロセスであり、霊優位の闘いを通して霊的力・心の力が鍛えられ、霊的成長への志向性が強化されるとします。肉体を持った地上人がたいへんな苦しみ・困難を体験することの背景には、神の深遠なる叡智からの配慮があったとします。

参加者の感想

○霊主肉従の生活が自ずとできるようになることが理想です。まだまだ修行が必要と痛感しています。スピリチュアリズムの学びは奥深く、学べば学ぶ程、その真意を理解するのに難しい局面に突き当たります。霊的進歩と理解度は比例していくものと思われますので、己の霊的未熟さに思いを致し、正しく真理を理解・実践できるように研鑽を積んで参りたいと思います。(70代女性)

○霊主肉従は困難の中でこそ、実感されます。肉体という制限の多いものを身にまとうことで霊の進化がなされるのだから、主従の関係ではあるものの肉体も大切にしなければならないと思います。(60代男性)

○健全な肉体は健全な精神に宿るとするならば、健全な精神には健全な肉体が宿るのでしょうか。病んだ身体の原因は、精神が病んでいるからなのか。例えば霊主肉従が達成されたならば、肉体は霊のコントロールの下で苦痛から開放されるのだろうかと思いました。(50代男性)

○本日は霊主肉従について学びました。日常生活の中で、神の願われる人間に近づくべく努力することは義務であると言えます。それは、霊を主とした生活であり、当然利他愛の実践であります。できることは本当に僅かです。永遠の生命を考えればそれでも何もないよりは、ずっとましです。私達スピリチュアリストは神様に愛されて、高級霊、守護霊に守られて導かれて来ました。それに答えて参りたいと思います。貴重な地上人生に感謝して過ごして参ります。(70代女性)

○死後の世界については、スエーデンボルグの本も読ませていただいています。本日の学びを実践に結びつけて行きたいと思います。(50代男性)

○霊主肉従である事は、地上に生まれた私達にとって、大変な努力を要します。シルバーバーチは、その闘いを続けるための霊的な武器と道標を伝え続けてくださいました。自分が霊主肉従であることを日常の中で意識し、小さな学びを続けて行きたいと思います。本日もオンラインで参加させていただきました。皆様のご理解と利他愛により、読書会が開催されましたことに感謝します。ありがとうございました。(50代女性)

○本日の学びを通して自分の本質が霊を主体とした存在であることを改めて感じました。地上生活という制約と限られた環境の中で如何に心を浄化できるか、その事を日々問われているように感じます。人と接する中で自らの内面を磨き、神から付与された自由意志で利他性を発揮できるように日々取り組んで行きたいと思います。世界が今混沌とした状態にありますが、人類全体として浄化の方向に向かっていることを信じて歩んでいこうと思います。(60代男性)