札幌シルバーバーチの会

第8回札幌シルバーバーチ読書会の報告

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 5月20日(日)5名の参加で札幌シルバーバーチの会第8回読書会が開催されました。今回はシルバーバーチの教え(新版上)の9章「キリスト教の人工的教義の間違い」10章「霊的進化の道を歩む神の子供たち」を輪読しました。9章では、英国国教会において1938年1月に25人の神学者が15年の歳月をかけて統一見解をまとめた「英国国教会の教義」と題する報告書を発行したが、そのことに対してシルバーんバーチが一つ一つについてコメントを加えた内容でした。シルバーバーチはイエスが地上へ降誕した究極の目的は、「地上の人間に内在する大霊を人生の中で顕現するなら、これほどのことが可能なのだ」ということを証明するところにあったと述べています。イエスの復活は、特殊な神の御業であるとする国教会の教義を真っ向から否定し、宇宙に特別なものは存在しないという見解を示しています。またスピリチュアリズムでは大霊の法則(神の摂理)は完璧であり、全ての出来事はその法則の中で生じるということを一貫して述べています。クリスチャンにとってキリストは唯一のそして不可欠の神との仲介者であるという見解に対して、シルバーバーチは大霊は私達一人ひとりの内に存在していると述べています。そして、人間と大霊とを結んでいる絆は永遠に断ち切ることができないものであり、大霊との関係が失われてしまうようなことは決してないと述べています。また人々が魂の牢獄から逃れるためには自らを縛っている人工的教義と間違った信条を断ち切り、霊的インスピレーションによって示される本物の真理に目覚める必要があると述べています。
 10章では、シルバーバーチはキリスト教の神学者たちが説く「原罪(人間の堕落)」を否定し、人類は誕生以来ずっと進化の道をたどっていると明言しています。また生命を持っているもののすべてに大霊の息吹があればこそ、物質界の最下等の生命体から聖人君子に至るまで大霊に繋がっていると言えると述べています。9章、10章を通じてキリスト教の人工教義の誤りを指摘し全ての存在は大霊の摂理に基づいて生かされており、その完璧な法則の中で霊的成長というシンプルな永遠の目的に向かって歩んでいることを学ぶことが出来ました。
 輪読会の後で、後半は「スピリチュアリズムの思想体系概要と「人間観」「人生観」」について学びました。第6回、第7回と再生観について学んできましたが、全体像を整理することを目的にスピリチュアリズムの思想体系を最初から学び直すことにしました。人間観では、人間の構成や仕組み、心や意識についてを学び、人生観ではスピリチュアリズムの人生観、特にシルバーバーチの人生観について学びました。

以下参加者の感想を掲載します。
◯本日は、キリスト教の信仰の間違いについて詳細に学びました。何を行うにも動機が重要であると学びました。

◯これまで一人で学んできましたが、一人ひとりが声を出して学ぶことによって、これまでにない気づきがありました。

◯最近は、少しづつ自分の肉的な欲望に流されない生活ができるようになってきました。内的な戦いを日々行っていきたいと思います。

◯シルバーバーチの人生観はポイントを絞って述べられていますので、とても理解しやすいと思います。私達の地上人生は霊的成長が全てです。それをはっきり知ることができたというのは、何という幸福なことでしょう。日々たゆまず勇気をもって努力してまいります。

◯これまでスピリチュアリズムに触れることができた人の中で、部分的・断片的な理解にとどまっている人が多く、全体像を理解することは独自で学んでいくだけでは難しいと思います。そこで、思想体系の全体像を順序立てて体系的にに学んで行く中で、様々な気づきの中で総合的でトータルな理解が得られると思います。常に生活の中で霊的視野で周りの人や出来事を捉えられるように努力して行きたいと思います。