札幌シルバーバーチの会

第44回読書会報告

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 5月20日(土)に6名の皆様の参加で第43回札幌シルバーバーチ読書会が緊急事態宣言を受けてオンラインで開催されました。最初に世話人がスピリチュアリズムの思想 [Ⅲ] ―“霊的人生論第3章霊的人生を送るための実践項目〈2〉利他愛の実践(3)(4)について講義を行い、2回に分けて、参加者各人が感想を述べ合いました。新規の参加者もおられので、互いに自己紹介も行いました。
 スピリチュアリズムの思想Ⅲの第3章「霊的人生を送るための実践項目」〈2〉ー利他愛の実践(3)(4)」はスピリチュアリズム普及会のHPの下記に掲載されています。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~spk/about_sp/sp-thought3/sp-thought3-3/index.htm

(3)利己愛の実態-霊的成長を妨げる偽りの愛の現実ーでは、1)利己愛の特徴として 肉体本能に由来するもので、霊的要素はなく、霊的成長をもたらさない(阻害する)。2)相手から奪う・相手に与えない・相手から愛されることを優先する。3)愛する相手を選ぶ(好きな人・血縁者・物質的利益をもたらしてくれる人間)。4)霊優位のための内面的努力(克己の努力)を必要としないという4つの点をあげて、地上人が愛と呼んでいるもののほとんどが、偽りの愛であり、素晴らしい愛として賛美される恋愛も家族愛も、残念ながらその実態は利己愛がベースとなっていると述べています。霊的な愛である利他愛が本能的な利己愛をコントロールする、摂理に適った家族愛や男女の愛が成り立つようになるとも書かれています。

(4)利他愛を実践する上での3つのポイントとは、1)先に与えるー与える(愛する)ことを、与えられる(愛される)ことよりも優先することです。これは愛されることを期待せずに、愛する主体者になることが求められ、そのためには霊的真理に基づく確信と勇気が必要とされます。2)与え続けるー与え続けることの困難を克服する必要があります。そのためには、見返りを期待しないます。3)相手を選ばないー“好き・嫌い”という人間的感情を乗り越えることが必要です。好き嫌いで与える相手を選ばないためには、霊的視野に立った相手への見方と、真の人類愛が必要とされます。この3つをいつも意識して、身の回りの人と接していくことによって、その人の愛は「本物の愛・摂理に一致した愛」となり、純粋な霊的愛となっていくと述べています。

参加者の感想

○真実の愛について学びました。この世的な愛は実は利己的な愛だと言う事、見返りを求めず、ただ与えるだけの愛が真実の愛なのだと言う事を学びました。
なかなか難しく、自分の心に注意をはらっていなければいけないと思いました。
霊界から無償の愛をそそがれている事を忘れないようにして、利他愛に生きれるように努力したいと思います。(50代女性)

○摂理に叶った日常生活を送るためには、何気なくダラダラ生活するでなく、考えること、行動することを意識しなければならないことになり、かなり厳しいことです。スピリチュアリズムの使命は「本物の愛を地上にもたらすこと」と学びました。純粋な霊的愛であります。相手のためになることをするのは愛であり、そんなに難しいことではないはずです。真の意味での相手のため、というのは相手の霊的成長に資することであります。さらに、「利他性の法則」は神が定めた法則ですから、私達は素直にそれに従わなければなりません。ごちゃごちゃ理屈を並べてはならないのです。どんなに難しく感じても、勇気と忍耐と寛容性を持ってそう努力しなければなりません。何が利他的で何が利己的かを瞬時に判断できるようになりたいものです。(70代女性)

○自分がいつも勉強している利他愛を取り上げて頂き、改めて学ぶ機会となりました。ありがとうございました。(40代女性)

○全てのものが愛から発出しているなら、愛情も憎しみも喜びも悲しみも、もとをただせば愛から来ている。であれば憎しみも(60代男性)

○本日は、利他愛の実践の(3)利己愛の実態-霊的成長を妨げる偽りの愛の現実ー(4)利他愛を実践する上での3つのポイントについて学びました。北海道全域に緊急事態宣言が出されたため会場が使用できず完全オンラインでしたが、新規の方も参加され充実した読書会となりました。真の利他愛について学ぶためには、まず利己愛の実態について明らかにしていきました。摂理から外れた利己愛の本質は、肉体的・本能的・物質的であり、霊的成長を停滞させ、阻害するものであることを学びました。こうした利己愛を利他愛に切り替えるには、相手の霊的成長を絶えず願う努力が不可欠であり、家族愛や男女間の愛も「神」を真実の親と認め、相手よりも神を愛することによって、利他性が利己性をコントロールすることによって、利他愛に基づく家族愛、男女の愛に昇華できるというところが特に響きました。日々の実践を心がけたいと切に願います。(60代男性)