札幌シルバーバーチ読書会

第18回読書会の報告

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3月23日(土)かでる2・7において、第18回札幌シルバーバーチ読書会が5名の参加で開催されました。第18回の読書会では、「地上人類への最高の福音-シルバーチの霊訓」の「一章この私が誰であるかは、どうでもよいことです」の輪読を行い、後半ではスピリチュアリズムの思想Ⅱの4章「「愛の摂理と真実の愛の世界(霊的同胞世界)の確立」(1)について学びました。
 今回、初めて参加される方もおられたので「地上人類への最高の福音-シルバー・バーチの霊訓」の1章に入る前の編者であるトニー・オーツセンの「日本のシルバーバーチファンの皆さんへ」と書かれたまえがきと、シルバーバーチの巻頭のメッセージを拝読しました。シルバーバーチの霊訓がどのような経緯を経て人類にもたらされるようになったかをわかりやすく表現されていて読書会の初めて来られた方でも、スムーズに入っていくことが出来ました。札幌シルバーバーチの会は、川端様が10年前に始められ、この間休むことなく継続して開催して来ました。そこで、学ぶシルバーバーチの霊訓で述べれている内容は不変ですが、その内容をインスピレーションで受けて日々の歩みに結びつけていく営みは進化し、毎回新しい気付きに満ちていると感じます。今回は、人間の霊的成長を決定する上で最も重要な愛の摂理について学びました。「愛は全生命の根源であり、宇宙を創造した大霊すなわち神の属性であるがゆえに死滅することはありません。それはまさに生命の息吹でありエッセンスなのです。」(シルバーバーチの霊訓7P85)ということばがありますが、その第一の法則である愛の中で、霊的成長につながる利他愛とは、どのようなものか、先に愛するというのは如何なることなのかを実例を通して深く学ぶことができました。

参加者の感想
◯読書会に参加させていただいたことに先ず感謝します。「地上人類への最高の福音-シルバーチの霊訓」の第1章の26ページ~27ページで思念と言葉について記されています。思念を地上の言語である英語で話し、それを日本語の訳す段階で正しく伝わればいいと思いました。自己犠牲と利他愛についての部分で特にそのように感じます。
◯利他愛をどのように与えていくのか。ちょうど私はそのことについて考えています。まず自分を愛すること、自分が幸せになること、そして周りの全てに感謝することで。そこから自然に利他愛が生まれてくるように感じます。
◯3月は札幌シルバーバーチの会が発足してちょうど10年目の節目になります。今月用いられたテキストは「地上人類への最高の福音」と新たになりました。巻頭のメッセージはシルバーバーチの言葉でした。この中にはシルバーバーチの深い想いが延べられており、改めて読み返す中に、この偉大なる霊を更に身近に感じられ幸せな気持ちにさせていただくことができました。素朴で愛情深く、且つ親しみを持って私達に語りかけて下さいます。こうした言葉にすることもできないような深いつながりを得たことは何ものにかえ難い大霊の恵みであり、感謝します。
◯参加されている皆さんの感想に共感を覚えます。1ケ月後の自分が少しでも成長しているように努力をしていきたいと思います。
◯本日は、愛について学ぶ機会を得ました。利他愛こそが神から人間に与えれた神性に基づく「愛」であり、地上に生を受けた私達はその愛の実践を通じて地上人生を価値あるものにすることができるのだと改めて学びました。2000年前にイエスが語られた「自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ。」という真理の実践を通して、日々霊性の向上に少しでも結びつく歩みをこれからもしていきたいと感じました。