札幌シルバーバーチの会

第16回読書会報告

Pocket

1月27日(日)かでる2・7において、第16回札幌シルバーバーチ読書会が5名の参加で開催されました。第16回の読書会では、シルバーバーチの教え(下巻)の23章「さまざまな質問に答える」(199ページまで)の輪読を行い、後半ではスピリチュアリズムの思想Ⅱの2章「神の摂理について-スピリチュアリズムの神観の真髄(2)」(4)神の摂理(法則)による人間の創造と支配~(7)神の摂理と人間の自由意志について学びました。

 輪読会では、23章の「さまざまな質問に答える」で霊界からの指導の実際、インスピレーションについて、催眠術のメカニズムと危険性を輪読しました。
 霊界からの指導の実際では、この中で「人類を向上させたいと願っている人、人類への奉仕を切望する人、大霊の子どもたちの苦しみを取り除くために戦っている人の背後には常に多くの霊が待機しているのです」と延べている部分があり、「善を志向する努力が無駄になることは決してありません」とも述べられています。ここにも、高級霊・指導霊の意思と地上の人間との協力関係が如何に地上界に大きな変化をおこすことができるかを理解することができます。
 インスピレーションについてでは、「地上世界で発揮していた才能は、霊界に入ってからも進歩進歩していきます。・・地上人は、霊界からのインスピレーションを無意識のうちに受け取ることもあれば、意識的に受け取ることもあります」と述べれています。また人間には素材を創造することはできないが、それを用いて様々なものを作り上げることはできるとも語っています。つまり創造とは、大霊から与えられた素材と道具を用いて人間に与えれれた様々な個性を通じて新たな価値を作り上げていくことであると述べているのです。
 催眠術のメカニズムと危険では、「催眠術師はいわば、看守のようなもので、牢の鍵を開けて囚人を解放することができます。・・・あなた方が地上で発揮している意識は、死後に発揮することになる大きな意識のほんの一部にすぎないことを知っておいてください。」と述べています。催眠術によって潜在意識の一部が解放されても、それは大きな意識の一部であり、興味本位で行うことの危険性も語っています。

 後半の学習の場では、スピリチュアリズムの思想Ⅱの2章の神の摂理の後半部分を学ぶことができました。
(4)神の摂理(法則)による人間の創造と支配では、動物と人間の根本的な違いは、人間だけが有する「霊的要素(霊・霊の心・霊的身体)」にあり、人間だけが「霊の心」から発する「霊的意識」を持っているとしています。人間に特有とされる高度な知性・精神は、実はこの「霊の心(霊的意識)」に由来しているとされているのです。また「自由意志に基づく霊的成長」こそが、霊的存在としての人間が、他の動物と根本的に異なる点としています。人間には霊的要素と自由意志という独自性が与えられ、自律的な霊的成長の可能性があり、これが人間と動物の決定的な違いだとしています。
(5)「摂理の神」が引き起こす地球人類の信仰革命では、神と人間は摂理を介して間接的な結びつきを持つだけであって、神の直接的な関与はないとします。「摂理の神」というシンプルな霊的真理(神観)が、今後の地球人類の神に対する考え方と、神への姿勢(信仰)を根本的に変化させることになり、これがスピリチュアリズムがもたらした「摂理の神」による地球上の“宗教革命”だとします。
(6)神の摂理の支配下における神への正しい対応・姿勢では、神の造られた摂理(法則)が、人間をはじめとする宇宙のすべてを支配しているという事実は、神が人間に対して直接の関わりを持つことはないということを意味しているとします。従来の宗教では、人々は神に自分の願いを訴え、何とか聞き届けてもらおうとしてきましたが、こうした信仰は、神が直接、自分たちと関わりを持ち、個人的に手を差し伸べてくれることを期待するところから生じたものです。しかし、神が一人一人の人間の声を聞き入れ、それに対して特別の配慮をするようなことは決してないとします。この機械的な摂理の支配システムがあるために、神は全人類の“霊的親”としての資格を持つことになるとします。スピリチュアリズムとは、神の摂理を正しく理解し、その摂理に自らを積極的に合わせようとするシンプルな信仰だとします。スピリチュアリズムは、神に特別な愛や配慮・奇跡などを願わない信仰です。神の摂理の絶対性に信頼をおき、自分自身をそれに忠実に従わせようとする宗教だといいます。
(7)神の摂理と人間の自由意志では、人間は自由意志を活用して摂理と一致し、摂理を実践するとき、初めて自らの霊的成長を達成することができるようになるとします。これが自由意志のもとで果たすべき人間の義務であり責任であるともいいます。

下記は講義で使用した資料です。是非、参考にして下さい。
2-4スピリチュアリズムの思想Ⅱー神の摂理について(2)

参加者の感想
◯久しぶりに読書会に参加して、自身のスピリチュアリズムに対する感覚が元に戻った様に感じました。一人で真理を読む、実践をこころがけるといっても、不完全な人間であるため、霊的エネルギーを補充し、真理実践に結んでいくための原動力と、この読書会はなっていると思います。また久々に参加して感じたことは、参加者が個々の意見を述べたり、議論したり、受け身一辺倒ではないと感じました。より参加していることを実感できたので、良いと思いました。
◯人類は皆兄弟という言葉がありますが、年齢や立場を越えて人間は皆平等であり、同じ目線でそれぞれの魂の成長のために生きていると感じます。特に親子という関係からも同じ目線でそれぞれが成長できるように関わることの大切さを感じています。
◯私達に自由意志が与えられたのは、「第2の神」として地上に愛の世界を築くためでした。自らの意志で魂を成長させ、自らを創造していくということがわかりました。つまり霊的に進化することで、自由意志を多く発揮できるようになれるのです。自らの殻を破って実践していくためには勇気と確信が必要だと感じました。
◯この霊的真理を人に伝えていくには自分を律して人間性を磨いていくことが第一であると感じた。正しく真理を理解して実践することが大切であることを学びました。
◯本日は、神の摂理の後半部分を学びました。特に心に残ったのは、人間は自由意志を活用して摂理と一致した生活を心がけ、それを他者に実践することを通して霊的成長を達成することで、地上人生を全うして悔いのない生き方をできると学ぶことができたことです。神の摂理に反する自由もある中で、日々摂理に沿った生き方を自ら探し求め、自らの意志で実践していくという能動的な生き方を通して初めて霊性の成長という結果を得ることができるという摂理(法則)の中に深い神の叡智と神の愛を見出していきたいと思いました。