札幌シルバーバーチの会

第15回読書会の報告

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12月23日(日)かでる2・7において、第15回札幌シルバーバーチ読書会が5名の参加で開催されました。第15回の読書会では、シルバーバーチの教え(下巻)の23章「さまざまな質問に答える」(途中まで)の輪読を行い、後半ではスピリチュアリズムの思想Ⅱの2章「神の摂理について-スピリチュアリズムの神観の真髄(1)」(1)神の摂理による宇宙支配の完璧性・永遠性・不変性~(3)神の摂理(法則)による生物の創造と支配について学びました。

 輪読会では、23章の「さまざまな質問に答える」で動物への虐待について、霊媒能力、心霊能力について、サービス(奉仕・利他愛の実践)の摂理についてを輪読しました。動物への虐待行為についてでは、動物に苦痛を与える行為は如何なる動機であっても摂理に違反しており許されないことが述べられています。動物実験や動物を殺傷する行為がたとえ人類のためということであっても結果として動物に苦痛を与えることは摂理に反しているということです。肉食についても、そうした意味で本来的には避けた方が良いということです。これに関しては、読書会に参加された皆様からベジタリアンになるべきという意見と、どうしても付き合いなどで食べる機会はあっても、その際にも動物の犠牲の上に生かされているという自覚は最低限必要であるという意見もありました。
 霊媒能力・心霊能力については、そうした能力を持った人へのアドバイスと励ましのメッセージが述べられています。霊媒能力・心霊能力は摂理にそって正しく用いることが必要であること、地上人生において、悲しみや苦しみの体験を通さなければ真の霊媒になることはできないとも述べられていました。
 サービス(奉仕利他愛の実践)の摂理についてのところでは、サービスとは利他愛の実践のことであり、サービスを通して大霊の力が地上界に顕現する手助けをしているのだとシルバーバーチは語ります。つまり地上生活で最も価値あることは、人々への奉仕であり、摂理を活用すれば地上に調和と健康と幸福をもたらすことができるのだと様々な表現で語っています。高級霊によってもたらされた霊的真理を実践すること、それがまさしくサービスであり集った皆様もそのことを再確認されていました。

 後半の学習の場では、スピリチュアリズムの思想Ⅱの2章の神の摂理の前半部分を学ぶことができました。(1)神の摂理による宇宙支配の完璧性・永遠性・不変性では、シルバーバーチは―「神は宇宙を法則によって統一し、法則を通じてその意志を表現していると述べられています。宇宙のどこを探しても、法則が支配しない場所など一箇所もなく、人間がこれまでに知り得た範囲よりもはるかに大きくて人智の及ばないところまでも、完全に神の法則が支配しています」と述べています。神が造られた全世界・全存在物はさまざまな摂理の支配を受けているが、その摂理はバラバラに働きかけているのではないとも述べられています。摂理(法則)の支配に関して重要な点は―「すべての摂理が全体の秩序と調和を維持するような方向に向けて作動している」ということです。無数ともいえる摂理が合目的性を持って働き、その結果、宇宙の万物がより大きな宇宙全体のために存在するようになっていると書かれています。全体を通して物資の世界、生物の世界、人間の世界と各段階において完全で不変な法則(摂理)が貫いており、神は摂理(法則)を通して間接的に世界を支配していると述べています。
(2)神の摂理(法則)による宇宙・物質界の創造と支配では、マクロの天体の運行を支配する法則からミクロの原子を支配する法則に至るまで、すべては神が物質世界を支配するために設けられた法則で運行されていることを述べています。万有引力も、熱力学の2つの法則(「エネルギー保存の法則」と「エントロピー増大の法則」)も神によって造られた摂理であると述べられています。奇跡的な確率でしか成立し得ない物質世界が現実に存在するのは、宇宙が明確な目的のもとで計画的に創造されたからである、とする見解が述べられています。
(3)神の摂理(法則)による生物の創造と支配では、地球上の生命体(植物・動物・人間)が物体と違っているのは、「生命活動」をしているということであり、生命活動の一つが“エネルギー代謝”で、生物は外部から物質やエネルギー源を取り入れ、体内でそれを燃焼させてエネルギーを発生させ、燃焼の後は不必要になった物質を体外に出すことによって生存しているとしています。生命体は、こうした代謝以外にも“生殖活動”を行って子孫を生み出し、種を維持している。後半の部分では現代の分子生物学が暗示する「神の生命体創造説」の解説を行い、これまでの進化論の非科学性を指摘しています。全体を通して現在科学はこれまで常識とされてきた唯物的な考えや、進化論の矛盾点を指摘し、神の意思による創造ということを暗示していることを科学的にも解き明かしていきます。

参加者の感想

◯”摂理”は法則でもありますから、機械的なニュアンスが感じられて、何か心の切り替えみたいなことをしないとならないので、私には更なる努力を要します。しかし、”摂理”の背後には大霊の無限の叡智、無限の愛があります。このことをしっかりと認識するならば、ただ大霊への賛美以外の想いは出てきません。神を受け入れるには霊的感性がなければならないとはいえ、従来の信仰者が述べてきた”全ては神の創造のなせる業です”と済ませるのではなく、出来るだけ順序立てて説明できるようになりたいと思いました。
◯最近私が導かれて出会った情報から、人間とは動物から進化して生まれたわけではなく、意図を持って造られたものであるという考えをしる機会がありました。本日の話を伺い、科学的な視点からも進化論が間違った見解であることを理解できました。
◯動物を神の創造物としてどのように関わっていくべきかを本日の輪読会を通して知ることができました。食生活も含めて考えるきっかえになりました。
最近、肉食をかなり制限することができるようになりました。霊的真理を学ぶ中で日々の生活を少しづつ摂理に沿った生き方に変えていけたらと思います。
◯私は何十年来躁鬱病にかかり、治療をしています。読書会を通して少しでも人としての生き方を考えるきっかけになればと思っています。
◯本日は、神の摂理について学びました。自然界の法則、生命力をもった生物の法則、人間として生きていく上での法則、霊的存在としての人間を取り巻く法則など私達は幾重にも重なる法則の支配する世界で生きています。科学的な見方とされる再現性や数式であらわすことが可能な部分は物質的な次元までで、生物や人間はより複雑な摂理の中で生きているので、その法則を見出すことは困難が伴います。ただ困難というだけで法則は明確に存在しています。その摂理にそった生き方を心がけることで生きる目的を成就し、真の幸福を実現することに繋がっています。更に学びを深めたいと思います。