札幌シルバーバーチの会

第14回読書会の報告

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11月18日(日)かでる2・7において、第14回札幌シルバーバーチ読書会が6名の参加で開催されました。第14回の読書会では、シルバーバーチの教え(下巻)の22章「シルバーバーチ子供と語る」、23章「さまざまな質問に答える」(途中まで)の輪読を行い、後半ではスピリチュアの思想Ⅱの1章「神について-スピリチュアリズムが明らかにした真実の神観(2)」(5)神認識の能力と真の神認識について~(7)スピリチュアリズムが明らかにした神観のポイント」について学びました。

輪読会では、22章の「シルバーバーチ子供と語る」を読み終えて、これまでの章の内容と違って、6歳のポールと8歳のルースとだけ対話をするシルバーバーチの姿に情愛に満ちた面と、相手が幼いこどもでも真摯に質問に答えて、相手の霊性のレベルに合わせて語っていく姿に共感を覚える方が多かったと思います。「愛と叡智と美と真実なる大霊の名において、子どもたちを祝福いたします。願わくば、今、純真さゆえに天国にいるこの子どもたちが、人生の最後までその心を失うことがないように祈ります。二人を包んでいる霊力にこれからも素直に反応し、大霊の良き道具となることができますように・・」という閉会の祈りの中にシルバーバーチがその純真な魂に家族のような情愛を抱いている様子が伺えて、参加者一同ホッとする一時でした。23章の「さまざまな質問に答える」では自殺の問題と安楽死は許されるかについて学びました。この中の安楽死は許されるかの中で「魂が解放される時がくれば、人は必ず死を迎えるということです。地上のいかなる手段をもってしても摂理を変えることはできません」とシルバーバーチが述べている部分があります。現代医学は、物理的な人の寿命を延命させるということに注力してきたが、生命の本質が霊であることを理解できていないために誤った処置を行う結果になります。安楽死については、準備の出来ていない霊にショックを与え、影響を及ぼすことになり、不要だったはすの調整をしなければならなくなるという意味で認めていない。ただ安楽死をさせることがその患者に霊界でさらなる苦痛をもたらすことはないとも語っています。自殺についても、地上人生を自ら終わらせることは完全に摂理に反することであると明言しています。神の摂理に沿って生きるということは、時には苦しみを伴うものですが、その苦しみにも明確な意味があり、それを克服して人生を全うすることこそ、地上に誕生した人間の責務であり、そのことによって霊的成長という人生の最大の目的を成就できるものであることを再認識しました。

後半の読書会では、スピリチュアリズムの思想Ⅱの1章の神観の後半部分を学びました。(5)神認識能力と真の神認識についての1)真の神認識能力とはでは、真の神認識を可能にする能力とは霊的直感・霊的感性であり、霊体に備わっている能力であるとなっています。宗教には、教義(教理)を中心とする表の顕教と神秘体験を中心とする裏の密教があり、これまで密教は軽視されてきましたが、神に対するより深い認識・理解を求める人々は霊的直感による直接的な神仏の認識を根気強く求めて来ました。霊界人と地上人には神認識能力において大人と赤ん坊との開きがあります。肉体という物質の壁に押し止められている地上人はほとんど霊的直感がゼロに等しくなっています。地上人は「瞑想・祈り」を通して外部からの霊的エネルギーを意識的に取り入れならず、神についての認識は霊界人とは比較にならないくらい劣っているということがわかりました。

次にスピリチュアリズムが明らかにした神観のポイントは以下の通り。下記の10項目を学ぶことを通して、神についての認識が深まり、真理実践に向けて大きな糧を得ることができました。

1)神は「創造主」として、霊界と宇宙を造られた。私たち人間をはじめとする万物は神によって造られた
2)神は人間をはじめとする被造物を、自らに似せて創造された。そのため被造物は、神と同じ要素を有している
3)神は無形の存在であり、あらゆる区別・形式・概念を超越し、被造界・被造物に遍在している
4)神は人間にとって「霊的な親」である
5)神は私たち人間を愛してくれている。私たち人間と万物は、神によって愛されている
6)神は摂理(法則)を通して世界を支配している
7)神は人間・万物のすべてを完全に把握し、完全平等・完全公平に扱っている
8)神の完全性は、摂理(法則)の完璧性を通して知ることができる
9)人間は永遠の霊性進化の道をたどるが、それは終わりのない神への接近のプロセスである
10)人間は利他愛の実践を通して神を愛することになり、神により接近することになる

参加者の感想

◯日常生活の中でいろいろな情報が入って来る中、ゆっくり整理することが出来ていませんでした。この読書会に参加することで、日常から離れる空間があることで忘れていた穏やかな時間(ホットする暖かい気持ち)に戻ることが出来て良かったと思います。最近神について考えることが多かったのですが、今日の講義で何となくイメージ出来た感じがしました。また日常に帰り考えてみようと思います。
◯22章の「シルバーバーチ子供と語る」については、シルバーバーチの子供に対しての話し方が優しくてホッとする気持ちになりました。23章の「さまざまな質問に答える」の自殺の問題では、まだまだ地上レベルの質問をしてしまいました。もっと奥の神の摂理のレベルで考えなければならないと思いました。
◯久しぶりに勉強会に参加させて頂きました。皆様の意見を伺い大いに勉強になり、鼓舞された思いです。日々大霊の道具としての役目を十分に果たせていないという葛藤を感じつつ、これからも幼な子のような気持ちを大切にこうしていただいた知識を伝えていけたらと願うところです。人類がだんだんと進化し、科学が神の存在を明らかにしつつあることは素晴らしいことだと思います。「天国は人間が幸せな気持ちでいる、その人の中にある」ことを心に刻み日々成長していきたいと思います。
◯最近、肉食をかなり制限することができるようになりました。霊的真理を学ぶ中で日々の生活を少しづつ摂理に沿った生き方に変えていけたらと思います。
◯神を愛するとはどういうことか、この最も大切なことを学びました。「大霊に奉仕するといっても、それは大霊の子である地上の同胞に奉仕することになります」というように具体的にすっと理解できるのです。私達はずっと守護霊に導かれて愛されて来ました。同様に私達は未だ真理を知らない同胞に対して守護霊と同じ立場に立ち、彼らを愛していきたいと思います。無知の闇に真理の光を届けてゆきたいです。
◯これまで人類の歴史が、始まって以来人々は神や自然を敬い、数多くの宗教が発生して来ました。ところが、その信仰の対象である神を正しく理解し、その神の摂理にそって地上人生を送った人はほんの僅かに過ぎませんでした。今回の学びの場を通して正しい神に対する認識が深まり、日々の正しい祈りが可能になりました。今後更に神の摂理を学ぶことによって神の認識を深めるともに、今後より多くの皆様に霊的真理の普及推進に向けて尽力していきたいと思います。