札幌シルバーバーチの会

第12回読書会の報告

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 9月23日(日)かでる2・7にて第12回札幌シルバーバーチ読書会が5名の参加で開催されました。9月6日に発生した北海道胆振東部地震とその後の電源消失(ブラックアウト)を体験した後だったので、災害当時の皆様の様子やその際の心の持ち方、スピリチュアリストとしての捉え方なども話題となりました。最初に「シルバーバーチの教え(新版・下)」の18章「霊界から見た戦争」、19章「ヒーリングの問題」を輪読し、1章毎に感想を述べ合いました。18章の霊界側からみた戦争の輪読後の感想として、68パージの5行目に「真の平和は霊的摂理を適用することによってしかもたらされないということを、地上人類はいつになったら悟るのでしょうか。戦争はもとより、それが生み出す流血、悲劇、混沌、破綻といったものの元凶は「利己主義」なのです」とシルバーバーチが語っている箇所がありますが、根本的には霊的真理から遠ざかって、物質中心主義と利己主義に陥った結果として戦争を含めたあらゆる悲劇が生じていること、全ての人々が霊的真理に目覚め、大霊の顕現である愛の精神、奉仕の精神を実践に移すようにならないと地上に平和は訪れないことを学ぶことができました。
 19章の「ヒーリングの問題」では、シルバーバーチが71ページ8行目に「治療家が患者の痛みを取り除いたり和らげたりすることが許されるのは、ヒーリングの体験を通して患者の魂を真の自我に目覚めさせることができるからです。」述べているように、ヒーリングの本質は患者の魂に感動を与え、真の自我に目覚めさせてあげることであり、身体の癒やしが重要ではないことが本質であることを学びました。
 輪読の後、スピリチュアリズムの思想Ⅰの6章の「霊界の様子、霊界での歩み」について学びました。7章の類魂と再生以降は既に学んでいるので思想Ⅰの最終回として今回は学びました。霊界の階層では、霊界は3次元的な空間的な広がりを持った場所ではなく全ての階層が一つの場に浸透的に重なり合っており、階層間の交流は原則としてないことを学びました。例外としては、高い階層から低い階層に波動を下げてある目的を持って降りてくることは可能であることを学びました。また霊界での男女愛と家族愛についても学びました。霊界では「霊的愛、利他的愛」のみが唯一の人間関係をつくる絆であり、血縁関係や性愛のような地上でしか存在しない結びつきは霊界では通用しないこと、死とともに永遠性のない絆は崩れてしまい、相手の霊的成長を願う利他的愛のみが永遠に残っていくことを学びました。また霊界は神を中心とする「霊的大家族世界」であり、至純の愛に満ち溢れた全員が神を共通の親とする霊的同胞意識が実現している世界であることを学びました。

参加者の感想
◯死後の世界観について学びました。霊の世界についてはオーエン氏の本や、スカルソープ氏の本を読んだことがあります。階層については、私としては上層階より下層階の描写の方がイメージしやすいです。最近ダンテの「神曲」を読む機会がありましたが、スピリチュアリズムの下層階の様子とすごく似ている部分があり、驚きでした。
◯ここ3ケ月、色々な問題が出て来て読書会にも中々参加できませんでした。これまでなした行いは、寸分の狂いもなく返ってくるという因果律について考えさせられました。善行を積んでいくことの大切さを実感しました霊主肉従の生活を少しでも実行していきたいです。
◯霊界は真実の幸福の世界であることを学びました。利他性にあふれ、光輝く霊達が活き活きと生活していて、苦痛は一切なく各自の心は安らぎに満ち至極の愛に満ちています。1日1日が摂理に合った正しい生活を心がけ、勇気を持って光に向かって努力して行きたいと決意を新たにしました。
◯ヒーリングに関しては、医療関係に長く働いて来たこともあり以前から興味深く考えていました。多くの病気で苦しんで来た人を見てきたので、霊的真理を知った上で過去を振り返ってみると、納得の行くことばかりあります。病気になる事自体がその人、その人の魂の成長に必要であり、治る人、治らない人がいる意味等改めて理解できます。病気で苦しむ人達に何が出来るか、何をしてあげることが出来るか考えています。少しでも癒やしてあげられるために自分ももっと成長しなければならないと感じます。
◯霊界とは如何なる世界かを学びました。利他性に満ちた純粋な世界であり、生きている私達自体が霊界の霊人でもあると実感します。日々の生活の中で霊主肉従という意識を保ち続けていくことで、霊的価値を高めていくことが最も大切な生き方であることを学びました。