札幌シルバーバーチ読書会

第53回読書会の報告

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スピリチュアリズムの思想Ⅲ-霊的人生論
第6章「より高次の霊的人生を歩むための秘訣(3)

2022年2月19日(土)にかでる2・7の会場とオンラインでに5名の参加で第52回札幌シルバーバーチ読書会が開催されました。今回は、スピリチュアリズムの思想Ⅲ-霊的人生論の第6章「より高次の霊的人生を歩むために秘訣」(3)として(4)霊的視野 4)霊的視野と祈りの実例 について学ぶ機会を得ました。

4)霊的視野 4)霊的視野と祈りの実例 では、霊的視野とは、“スピリチュアリスト”が持つべき日常意識のこと、神への語りかけである「祈り」と表裏一体の関係であることを学びました。
神を、霊的視野から見る では神は「摂理(法則)」によって被造世界と人間を支配しているが、その摂理の背後には神の慈悲が存在していることを学びました。
霊界の霊たちを霊的視野から見る では、霊界では、地球人類を救済するために“スピリチュアリズム”の大霊団が組織され、地上に向けて活発な働きかけがなされていることを学びました。そして守護霊によって如何なる地上人の愛よりも深い利他愛で愛されてきたことを学びました。
地上世界を霊的視野で見る では、暗黒の地球に高級霊たちが進める救済活動であるスピリチュアリズムによって“霊的光”が差し込み始め、徐々に地球上を覆うようになっていることが示されました。
地球上の悲劇を、霊的視野から見る では、地球上の悲劇は、人類を支配している「霊的無知」と「物質主義、利己主義」から生じており、地球上の悲劇を追放して人類を救うために霊界から地球人類救済計画が進められ、地球上に徐々に霊的光が射し込むようになったことが示さました。
自分自身を霊的視野から見る では、私の身体は死とともに朽ち果てて土に返るが、私の魂は死後も霊界で永遠に生き続けることを学びました。
周りの人間を、霊的視野から見る では、地球上のすべての人間は、魂を成長させるために地球に自ら選んで今の人種、国、性別を選んで生まれてきたことが示され、それにもかかわらず大半の人々は、地上かぎりの楽しみや喜びを求め、かけがえのない人生を無駄にしていることを学びました。
家族を霊的視野から見る では、血縁関係には永遠的な要素がないのに、地上人の多くが血縁という物質的な関係に固執して霊的成長を阻害し、せっかくの地上人生を台無しにしてきたことを学びました。
周りの人々の死を霊的視野から見る では、死は霊界という素晴らしい世界へ旅立つ喜びの時であり、死によって病気の苦しみや肉体の重さから解放されることが示されました。
苦しみ・困難を霊的視野から見る では、地上人の抱く苦しみの多くは、霊界からの導きを忘れているか、導きの事実を信じていないことから生じる、それは霊的未熟さの反映であり、霊性の鈍さに他ならないことが示されました。
寂しさ、孤独を霊的視野から見る では、神と守護霊に意識を向け、その愛を思い起こし、霊的エネルギーを取り入れれば、守護霊から与えられる霊的エネルギーによって心が満たされ、寂しさや孤独を感じなくなることが示されました。
自分の死を、霊的視野から見る では、肉体の死は、長く苦しかった物質世界から離れ、軽やかで楽しい霊的世界へ旅立つ時であり、喜び以外の何ものでもないこと、苦しい地上人生を終えたことへの神からご褒美であると学びました。

後半は、インフォメーション41の「2021年4月、イエスの地上再臨実現」の解説について、2月13日に東京スピリチュアリズムサークルの埼玉会場で開催された際の内容を基に学びました。イエスの地上再臨について、改めて学びを深めることが出来ました。

参加者の感想
○私はシルバーバーチの霊訓を信じている。シルバーバーチは自分の正体を名乗ることはなかったようですが、語る言葉の内容で、その言葉を聞いた人がそれぞれに、シルバーバーチの正当性を判断すべしと述べています。私の判断はシルバーバーチを信じることです。この度、イエスを名乗る霊が降臨していると聞かされました。私はシルバーバーチの時と、同様にイエスを名乗る霊の正当性を判断しようと思っています。イエスを名乗る霊が、何を言うのか、何をなすのかを注目して行きます。(50代男性)
○地上世界も神の霊につつまれている、守護霊も絶えず自分を見守り導いて下さっているという事は充分知っています。しかし、それをどこまで自然に実感しているのか。はなはだ疑問があります。いつも神と高級霊、守護霊に感謝の思いを抱いて生きているのかもです。穏やかに安らかに死にたいと思っていますが、地上は修行の場ですので、もう少し病苦、老齢による苦しみが必要なら耐えてまいります。そして生きることが、スピリチュアリズムの普及に資するならなおの事です。(70代女性)
〇今回の感想ではありませんが、最近ヒーリングを受けることが出来ました。最初はあまり変化がありませんでしたが、だんだん楽になり、今日に至っています。読書会にも来られるようになったので、これからもこのような生活を継続していきたいと思います。(60代男性)
○祈りは、霊的な人生を歩む上で霊的な視野を常に意識しながら持ち続けるための自然な行いなのだろうと思いました。祈りと共に生き、祈りそのものの自分自身になりたいと思いました。。(50代女性)
〇インフォメーションの41号の「イエスの地上再臨」について読書会でも学ぶ機会を持つことが出来ました。1848年から始まったスピリチュアリズム運動もシルバーバーチの霊訓が地上に降ろされたことも、すべてがイエスの地上再臨の準備であったということが明らかにされました。イエスが地上を去ってから2000年の時を経て、霊界側においても、地上においても準備が整えられて実現したイエスの地上再臨という事実を厳粛に受け止めるとともに、スピリチュアリストとして相応しい日常生活を歩んでいきたいと思います。(60代男性)

※今回の読書会には参加できませんでしたが、読書会のメンバーからインフォメーション41号について以下の感想をいただきました。

現代に生きる地上人は、イエスが直接我々に臨んで下さると云う 特別の恩恵に浴し、何と恵まれた 最高の時代に生を受けたことかと、感謝の思いと喜びで一杯になります。一方で自身に課せられた責任の重さを痛感させられます。イエス様のお力を頂いて、神の道具として 神に喜んで頂ける人生を全うできるよう、切に願うところです。昨年の東京での集会の様子も拝読し、イエス様、数えきれない高級霊の皆様 ご臨席の下 光り輝くオーラに包まれ、言葉には尽くせない素晴らしい集会でしたご様子。講演されたスピリチュアリストを通して語られたイエスのお言葉を、いつの日か聞かせて頂ける機会を持てましたら幸せこの上なく存じます。(70代女性)