札幌シルバーバーチ読書会

第21回読書会の報告

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6月30日(日)かでる2・7において、第21回札幌シルバーバーチ読書会が5名の参加で開催されました。今回の読書会では、「地上人類への最高の福音-シルバーチの霊訓」の4章「偶然、運命の気まぐれ、奇跡、偶発事故というものは存在しません」の輪読を行い、後半ではスピリチュアリズムの思想Ⅱの6章「霊的世界の存在者たち」について学びました。
 今回始めて参加される方もおられ各自の自己紹介を前半に行い、後半は輪読会と講義形式で開催しました。
 前半の輪読会で第4章の「偶然、運命の気まぐれ、奇跡、偶発事故というものは存在しません」は最初は、無名の心霊治療家とシルバーバーチの対話、後半はハリー・エドワーズとシルバーバーチの対話からなり、スピリチュアル・ヒーリング(スピリット・ヒーリング)の本質に触れた。病気というのは、その大半は主として精神と肉体と魂の間の連絡が正しく行われていないことに起因していることが述べられている。また病気はカルマ的負債を精算するためという要因もあるため、必ずしもスピリット・ヒーリングによって患者を治癒することができない場合もあることを説明している。
 後半の勉強会では、霊的世界の存在者の中で、霊界からの協力者として守護霊背後霊について学んだ。守護霊と私達は常に一対の関係であり類魂の一員から任命される。守護霊と地上人の霊性レベルは霊界においては同じだが、地上界に誕生した瞬間から地上人は肉体に閉じ込められてしまって霊性レベルが下がるので霊的純粋さにおいて大人と赤ちゃんほどの差ができる。常に守護霊がい一緒にすることを意識し感謝することが重要であると学んだ。
  背後霊に関しては、地上人の仕事や使命によって複数の霊界人が地上人を導くことがある。大きな使命を担っている地上人は一人の人間に何百・何千という霊が背後霊として応援することもあると学んだ。

参加者の感想
◯常々自分はスピリチュアリストとしての姿勢に問題があると思って来ました。それは、自分自身が心の奥底から真摯に求めることにより始めて与えられるという因果の法則から言えることであります。神のそして守護霊の導きを実感したいと願っていながら具体的に瞑想や祈りが足りないという現実もあります。最も基本的な心の姿勢をいつも意識し続けることが難しいのですが、そうなれるよう務めたいと思います。
◯思いの外、少人数であったのが少し残念に思いましたが、たくさんの人がいたからと言って必ずしも良いとも思いません。人が霊であることをできるだけ多くの人に理解していただきたいので、本日の読書会の他にも何らかの方法でもっと強く訴えかけていける方法はないかと感じました。私はシルバーバーチの峻烈とも言えるクールさが大好きです。今の時代、もっとパワフルに霊的活動を推進していく必要があると思います。
◯本日の輪読会でのスピリチュアル・ヒーリングの特にハリー・エドワーズとシルバーバーチの対話で、心霊治療の最終目的は身体が治癒されることではなく、そのことを通して患者本人が魂の琴線に触れ、自我に目覚めさせ生きる目的を自覚させることが一番重要な役目であると語っている部分に共感しました。物理的・肉体的な治癒が最終目的ではなく、あくまで永遠という視点で心霊治療を捉えている点が真のスピリチュアル(スピリット)ヒーリングの目的であると再確認しました。
◯自分の人生で臨死体験を通して、自分の本質が霊であることを実感した。心霊治療に関しては、肉体が治ることが最終ゴールではなく魂を目覚めさせ、霊の身体への支配力を大きくさせ、霊的存在としての本来の自己を表現させることに成功すれば、治療家としての最大の貢献をしたことになるという部分に共感した。自分も臨死体験のようなものを通して、霊的存在としての自分を自覚したことがある。