札幌シルバーバーチの会

第17回読書会の報告

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2月24日(日)かでる2・7において、第17回札幌シルバーバーチ読書会が4名の参加で開催されました。第17回の読書会では、シルバーバーチの教え(下巻)の23章「さまざまな質問に答える」(最後のページまで)の輪読を行い、後半ではスピリチュアリズムの思想Ⅱの3章「人間の霊的成長を決定するさまざまな摂理と永遠の霊性進化の道」について学びました。

 輪読会では、23章の「さまざまな質問に答える」で「シルバーバーチ、思想家“トマス・ペイン”を賞賛する」「霊とは何か」「オーラとは」「幽霊とは」「時間は実在するか」「精神障害と魂の進化の関係」「憑依の原因」「植物に意識はあるか」「神智学の間違いについて」「占星術はあてになるか」を輪読し最後の「シルバーバーチの祈り」の部分まで読んで下巻を終了しました。先回輪読した「インスピレーションについて」「催眠術のメカニズムと危険性」についても再度輪読しました。トマス・ペインについての箇所では、フランス革命やアメリカの独立運動に多大な影響を与えたトマス・ペインを賞賛し「本当に宗教的な人間とは、人々を向上させるために戦い、悪を正し、障壁を打ち砕き、無知を追放し、飢えを駆逐し、スラムを根絶しなければならないと考える人のことです。人類への奉仕(サービス)のために人生を捧げることだけが、宗教的な生き方と言えるからです。」と述べています。シルバーバーチは常に何を信じたかではなく、どのような行いをして結果として人類の霊性の向上や基本的人権など幸福の実現のために貢献したかによってその人を評価するのですが、この部分もそうしたシルバーバーチの考え方が伝わってきます。
 「霊とは何か」~「幽霊とは」の中で、霊や魂、良心、オーラについて地上の人間とは異なる霊界に行って初めてわかる定義を明確にしています。この中で良心とは何かについて「良心は魂の一部であり、正しいことと間違ったことを区別します。良心はハカリのようなもので、あなた方はそれによって善と悪を判断することができるのです。良心とは魂の指針なのです。」と述べている箇所があります。日頃、ことが生じた時に心の奥底でこうすべきだという魂の声のようなものが心に響くことがありますが、良心とはこの魂の声のようなものだと感じます。全体を通しての感想で、参加者の皆様から日々の歩みの中で日頃感じておられることや、最近読書会に参加して変わったことなどの報告がありました。これまでの社会常識などで、自分の心ががんじがらめになっていたことが、霊訓を学ぶことを通して心の中に変化が生じて、これまで心配や不安に感じていたことも、そうでなく感じることができるようになったと語る方もいました。

 後半は「スピリチュアリズムの思想Ⅱの3章「人間の霊的成長を決定するさまざまな摂理と永遠の霊性進化の道」について学びました。霊的成長を決定する様々な摂理として①「永遠の霊的進化の法則」②「霊優位(霊主肉従)の法則」③「利他性(利他愛)の法則」④「自由意志の法則」⑤「因果(カルマ)の法則」⑥「自己責任(自業自得)の法則」⑦「償い(苦しみによるカルマ精算)の法則」⑧「自己犠牲(代価)の法則」⑨「苦難の法則(光と陰の対照の法則)」の9つの法則(神の摂理)について学ぶことが出来ました。それぞれの法則が有機的に関連しながら万人にとって何にもまして価値のある「霊的成長」に向けて大霊が愛によって定めたものであり、その法則(神の摂理)を霊的真理を学ぶことによって正しく理解し、日々の生活の中で自然に法則(神の摂理)に合わせて生きていくことが私達にとって何よりも大切なことであることを学びました。
 また「永遠の霊性進化の道」では、永遠の個的存在として霊の大海から分霊として誕生した人間が一瞬とも思える地上人生を経て永遠に続く霊的成長の道をどのように辿っていくのかを学びました。スピリチュアリズムは神の摂理に対するシンプルな信仰でああることを再確認しました。

参加者の感想
◯ねばならないという、制限から自分を解放し、インスピレーションにまかせ、楽に自由に生きていくこと、それが魂の成長への近道と改めて感じています。そして本来の自分に戻っていく、大霊に分霊としての自分に戻っていくことで、心から全ての人への愛を向けられると思います。自分を解放し、自由に生きることが生まれた時から親や社会から植え付けられた誤った価値観の一つ一つを浄化していくことは非常に大変で苦しい作業ですが、必ずその先に光があると思います。
◯スピリチュアリズムに於いて、最も大切な様々な摂理について学ぶことが出来ました。基本は霊主肉従、そして利他愛についての法則です。前回に引き続き私は自由意志の法則を通して、大霊は私達をロボットとしてではなく、自発的な愛情関係、真の愛情関係で創造されたが故に自由意志を与えたという箇所が印象に残りました。これらについては、何度も学んで来たことですが繰り返し何度でも学んで行きたいと思います。
◯まだまだ現実世界の誘惑や習慣から中々抜けきれないでいる自分ですが、最初は苦しく感じるかもしれませんが、霊的真理を携えて少しでも生活の改善をして実践の段階にいけるように努力していきたいと思います。
◯自分が肉体を持ってこの地球の今の時代に誕生したこと、何度目かの地上生活であることを思えば、更に今生において生まれて来る前から魂の願いを携えてきた自分であることを思えば、今こうして霊的真理を学び、実践することが出来る立場に立たされていることが、どれほど幸福なことなのかを改めて実感しています。肉体をまとった今の状態だからこそ、多くの人と接して多くの人に自らの生き方や接し方を通して霊的真理に触れていただく存在になっていくことができます。人生の残された期間を、最も価値あることのために捧げていきたいと常に思っています。