札幌シルバーバーチ読書会

第7回読書会の報告

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 4月22日(日)6名の皆様の参加で札幌シルバーバーチの会第7回読書会が開催されました。今回はシルバーバーチの教え(新版・上)の8章「地上の宗教の間違いについて」を再度輪読しました。第6回の読書会でも輪読しましたが、再度輪読してみるとこれまで地上に存在してきた主にキリスト教を中心とした既存の宗教の問題点を明確にされたと改めて実感しました。一部シルバーバーチの言葉を引用します。「いかなる人物であろうと、一人の人間に服従してはなりません。いかなる教会であろうと、それを盲信してはいけません。いかなる書物であろうと、いかなる教会であろうと、それを盲信してはいけません。地上界の人間であれ霊界の存在であれ、どのような指導者にも盲目的に服従してはいけません。絶対的忠誠を捧げるべきは「大霊の摂理(法則)だけです。それだけが誤ることもなければ裏切ることもないからです。」(上巻8章128ページ2行目~5行目)シルバーバーチは、摂理に対する正しい理解こそ、全ての知識を調和させると説きます。大霊の摂理が目に見える物質界も目に見えない霊界も、そのすみずみまで支配していることを強調しています。また知識にも真理にも、叡智にも成長にも、これで終わりという限界がないことを悟ったとき、あなたは自由になるのですと語っています。参加者の一人が、シルバーバーチの霊訓に出会う前は、様々な宗教の教義に縛られて、魂が拘束を受けるという感覚があったが、シルバーバーチの霊訓に触れてその拘束から開放されて自由になったという感想を述べられました。

 輪読会を終えてから、「スピリチュアリズムの思想1」の7章「類魂と再生」から、(8)再生人生と守護霊の導き、(9)再生が必要なのはいつまでか、(11)前世ブームの問題点について学びました。今回で再生については、一通り学び、次回からは「スピリチュアリズムの思想1」1章の人間の身体構造についてを学ぶことに致しました。

 講義の後で、4月14日に開催された東京スピリチュアリズム・サークル第1回読書会の感想を参加された川端様と藤原から致しました。以下は川端様の感想の一部を紹介します。

以下 川端様の感想
 「当日のテーマは「救済の観点から観たスピリチュアリズム」でした。講義形式で行われました。主宰者大河内さんの声がとても大きくはっきりしており、とても驚きでした。これは、霊的真理を地上に伝えるという使命を担った、つまり霊界の高級霊の道具という意識がそこに現れているということがわかりました。自信と確信がそこに満ちていました。そして後で感じたことですが、参加者一人一人が最後に感想を述べるのですが、皆様方の真理の理解の程度がとても高いということです。何故にスピリチュアリズムが起こされたのか、それは人類の霊的救いのため、一人ひとりの魂の覚醒のため、というスピリチュアリズムの核心部分の理解です。理想の読書会の姿を見たように思いました。
 続いてスピリチュアリズム普及会の小池様のお話に移りました。すると、急にその場に喜んで参加している霊たちを感じました。講話では、スピリチュアリズム発生の地というべきイギリスの現情が語られました。そこでは未だに現象レベルに留まったままという悲しい現状が語られて、私は悲しくなりました。しかし、希望もあるということでした。それはシルバーバーチの交霊会の生き残り・生き証人というべきトニー・オーツセンが非常に頑張っておられるということでした。そして私たち日本のスピリチュアリストこそ、ハイレベルスピリチュアリズムを実現させなければならない、スピリチュアリズム大国を目指して努力してまいりましょうという力強いお言葉で締めくくられました。」

 私も参加させていただき、改めて日本におけるハイレベルスピリチュアリズム運動の使命の大きさを感じるとともに、札幌でも開催している読書会の重要性を感じました。普及会のホームページのインフォーメーションにも「スピリチュアリズムの普及と「シルバーバーチの読書会」について」で示されていますが、日本がスピリチュアリズム大国となって世界に貢献する足場が、読書会であることを実感しています。

以下参加者の感想です。

◯宗教に関しても地上から見たものと、霊界から見たものとでは大きな開きがあるので読書会に参加して正しい見方を学習することが大切であると感じました。

◯今までも読書会に参加させていただきましたが、毎回輪読中や代表の方、参加者の方から感想等を述べられている時、魂に響くような感覚に遭遇しています。霊界の霊気に触れたようであもあり、霊主肉従の状態となっているのだ・・と非常に嬉しく思う時間でありますので、毎月開催される読書会には、できるだけ参加して今生において一つでも霊的真理の実践をしていきたいと思います。

◯日常生活の中で霊的真理として感じていることを時間的に可能であるなら、発表する機会を持っては如何でしょうか。

◯シルバーバーチの霊訓を読んで、日常生活の中でどのように実践しているかを参加されて方々にも伺う機会があると参考になると思います。

◯シルバーバーチ初心者の方にもわかる講習の機会もあればありがたいです。